PCゲーム《ひぐらしのなく頃に/WHEN THEY CRY(7th)》
2006年12月5日 PCゲーム コメント (2)
※どう見てもバリバリのオタク向けゲームです。
それも開き直った勢いで作られています。
※個人的に18禁指定しています。
サスペンスホラーのサウンドノベル。
この世で最もむごい物語の一つだと思う。
これは様々な面においてゲテモノだ。ゲテモノとして最高傑作だ。
・ストーリー
昭和58年初夏。
××県鹿骨市。県境にある寒村、雛見沢村。
東京からこの村に引っ越してきたばかりの少年、前原圭一は、気のおけない仲間達に囲まれ、自然溢れる穏やかな村の生活に馴染み始めていた。
だが、ふとした事をきっかけに、毎年決まった日に起こる連続怪死事件のことを知る。
これは果たして偶然なのか。連続殺人なのか。それとも村にまつわる祟りなのか。
ふとした好奇心が、やがて彼や仲間を惨劇の渦へと導いていく。
・ゲームとしての概要
大変残酷であり狂気を含む。
序盤は非常にはっちゃけていて楽しげだが、中盤以降は恐怖をもよおす事件と不気味な謎ばかりがあり、その落差が大きく衝撃的だ。
ジワジワと来るこの恐怖は文章と曲と視覚効果によって与えられるが、あからさまな視覚表現は少ない。
そのためホラーゲーム初心者としては助かる。
選択肢が無い。少なくとも重要な選択肢は無い。
・ビジュアル
サウンドノベルにキャラの立ち絵を加えた程度だが、この絵がかなり独特で、オタクの人でも一見すると敬遠するようなもの。
しかし慣れると、よく表情の出た絵であることが分かる。
教育テレビであるような人形劇だと思えばむしろ可愛い。かも知れない。
ある意味で日本人形に近い味があり、明るい場面では明るく、恐ろしい場面では恐ろしく、よくゲームの目的に合った視覚効果を演出してくれる。
サウンドとの相乗効果が大きい。
絵が合わないという人には漫画版やアニメ版がある。
・サウンド
曲も効果音も豊富。
ゲームにおける恐怖の山場の9割がサウンドに依っている。
恐ろしい曲ばかりでなく、日常の明るい曲や切ない曲、郷愁感あふれる曲など、良質なものが多く使用されている。
フリーの音源だけで構成されており、どこかで聞いた覚えがあってもおかしくない。音質が悪いと感じられるものもあるが、瑣末なことである。
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有名な作品だが、同人ゲームなので入手できる場所は限られる。
多く出回っているゲームCDが「ひぐらしのなく頃に(鬼隠し〜暇潰し編)」(画像)と「ひぐらしのなく頃に解(目明し〜祭囃し編)」で、それぞれ前編・後編を意味する。
出題編・解答編と言い換えても良い。
ちなみに、このゲームはネタバレを知ると全く面白くなくなる。
(そういう意味では、良くも悪くも生きた作品だといえる)
ネット上には様々な形でゴロゴロ転がっているので、未プレイの方で、後でプレイされるかも知れない方はご注意を。
推理物と言えなくはないけど、間違っても本格推理ではない。
あまり謎に迷わされたくない方は、解答編である「ひぐらしのなく頃に解」を早めに入手しておくと良い。
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印象操作の傑作だと思う。それこそ色んな意味で。
単におかしいだけ、単に怖いだけなら、決してここまで面白い、広めたいとは思わなかった。
心臓の弱い方はやらない方がいい。
あと、第3話にあたる祟殺し編はホラーより鬱ゲー的な度合いが高いので気をつけられたし。
意外に女性ファンが多いらしい。
二次創作の絵や漫画の作者さんなどにも多い。
某TYPEMOONのパロディ要素を幾つか含む。
月姫とFateをプレイした人には1割増でお勧めしたい。
それも開き直った勢いで作られています。
※個人的に18禁指定しています。
サスペンスホラーのサウンドノベル。
この世で最もむごい物語の一つだと思う。
これは様々な面においてゲテモノだ。ゲテモノとして最高傑作だ。
・ストーリー
昭和58年初夏。
××県鹿骨市。県境にある寒村、雛見沢村。
東京からこの村に引っ越してきたばかりの少年、前原圭一は、気のおけない仲間達に囲まれ、自然溢れる穏やかな村の生活に馴染み始めていた。
だが、ふとした事をきっかけに、毎年決まった日に起こる連続怪死事件のことを知る。
これは果たして偶然なのか。連続殺人なのか。それとも村にまつわる祟りなのか。
ふとした好奇心が、やがて彼や仲間を惨劇の渦へと導いていく。
いるはずの人間が、いない。(公式サイトより一部抜粋)
いないはずの人間が、いる。
昨夜出会った人間が、生きていない。
そして今いる人間が、生きていない。
惨劇は不可避か。屈する他ないのか。
でも屈するな。
君にしか、立ち向かえない。
・ゲームとしての概要
大変残酷であり狂気を含む。
序盤は非常にはっちゃけていて楽しげだが、中盤以降は恐怖をもよおす事件と不気味な謎ばかりがあり、その落差が大きく衝撃的だ。
ジワジワと来るこの恐怖は文章と曲と視覚効果によって与えられるが、あからさまな視覚表現は少ない。
そのためホラーゲーム初心者としては助かる。
選択肢が無い。少なくとも重要な選択肢は無い。
・ビジュアル
サウンドノベルにキャラの立ち絵を加えた程度だが、この絵がかなり独特で、オタクの人でも一見すると敬遠するようなもの。
しかし慣れると、よく表情の出た絵であることが分かる。
教育テレビであるような人形劇だと思えばむしろ可愛い。かも知れない。
ある意味で日本人形に近い味があり、明るい場面では明るく、恐ろしい場面では恐ろしく、よくゲームの目的に合った視覚効果を演出してくれる。
サウンドとの相乗効果が大きい。
絵が合わないという人には漫画版やアニメ版がある。
・サウンド
曲も効果音も豊富。
ゲームにおける恐怖の山場の9割がサウンドに依っている。
恐ろしい曲ばかりでなく、日常の明るい曲や切ない曲、郷愁感あふれる曲など、良質なものが多く使用されている。
フリーの音源だけで構成されており、どこかで聞いた覚えがあってもおかしくない。音質が悪いと感じられるものもあるが、瑣末なことである。
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有名な作品だが、同人ゲームなので入手できる場所は限られる。
多く出回っているゲームCDが「ひぐらしのなく頃に(鬼隠し〜暇潰し編)」(画像)と「ひぐらしのなく頃に解(目明し〜祭囃し編)」で、それぞれ前編・後編を意味する。
出題編・解答編と言い換えても良い。
ちなみに、このゲームはネタバレを知ると全く面白くなくなる。
(そういう意味では、良くも悪くも生きた作品だといえる)
ネット上には様々な形でゴロゴロ転がっているので、未プレイの方で、後でプレイされるかも知れない方はご注意を。
推理物と言えなくはないけど、間違っても本格推理ではない。
あまり謎に迷わされたくない方は、解答編である「ひぐらしのなく頃に解」を早めに入手しておくと良い。
-----
印象操作の傑作だと思う。それこそ色んな意味で。
単におかしいだけ、単に怖いだけなら、決してここまで面白い、広めたいとは思わなかった。
心臓の弱い方はやらない方がいい。
あと、第3話にあたる祟殺し編はホラーより鬱ゲー的な度合いが高いので気をつけられたし。
意外に女性ファンが多いらしい。
二次創作の絵や漫画の作者さんなどにも多い。
某TYPEMOONのパロディ要素を幾つか含む。
月姫とFateをプレイした人には1割増でお勧めしたい。
コメント
だとしたら、早ええ……。(汗
いや、しかし。お勧めした甲斐があるというものです、はい。
……暇達さんで、今までの洗脳成功率が66%。w
>※個人的に18禁指定しています。
ちょっww私17歳っ。wwwww
確かに長いですし時間かけてプレイしましたが、それでなくても普通の速さのような。
あー、多分へたJさんは、皆殺しやら祭囃しやらを心待ちにしながら、半年とか1年かけて、ゆっくり進めていったから、それだけ長く感じられるんじゃないでしょうか。
要するにリアルタイムでのプレイなので、それはちょっと羨ましかったり。
いや、ホントに、ハマってしまったら後はスムーズでした。
正解率1%には入れませんでしたが、66%になれて光栄です。
残りの34%の方々に複雑な思いを馳せる次第です。
どの辺りで止めたのかなぁ、とか、あの編のあの辺りで嫌になっちゃったのなら同情するなぁ、とか。
>私17歳
うはwwwじゃあ17禁でおkwwwww