時にはアニメの話

某AIRのTV放送分を今更ながら観た。
うん、やっぱり良いものは良いですわ。
まず映像が良い。背景が綺麗で、ハッとさせられる場面が多い。
曲もすべて原作に沿っていて特に難点など見当たらない。
思いきり欲を言えば、鳥の詩かfarewell songのロングverをどこかの回で流して欲しかった。
あれらは聴く価値と聴かせる価値がある。

シナリオは、何とか12話にまとめたらこんな感じだろうな、という感じ。
その割には、しっかりしてる。
「あー、あったあった」なんて思わせる細かい設定やギャグ要素もそれなりに入ってたりして、いい出来だと思う。
原作を知る人には物足りなかったり違和感のあるところがあるかも知れないが、アニメで知った人にとっては随分と分かりやすくて良いとこ取りの内容じゃないかと。
でも最終回にはちょっと不満。
それだけは、もう少し原作に近い方が良かった。

何にせよ映像化というのは惹かれるものが多い。
日常部分や笑える部分ではもちろん、ダーク部分でも。
白穂憑依の場面や、観鈴癇癪の場面が印象深い。
keyの闇を見た気がする。
つくづくアニメならでこそ伝わってくる表現だと思わされる。

summer部が短かったのが少し残念というか、もっと味わいたいというか。
序盤のほのぼの分が足りない気が。
ま、時間の都合上、仕方ない。

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往人さん、割とまとも。割とかっこいい。でも国崎最高。
観鈴、凄くいい。ちょっと地味な印象も。序盤がそうだからか。
佳乃、意外に可愛い。話も良いと思える。
美凪、原作での不思議ちゃん具合はいずこへ。でも、こっちの方がストレートで好ましい。声優さんがいい感じだ。
みちる、そのまんま。
聖、そのまんま。序盤は結構出番が少なくないのに地味な印象が。
晴子さん、微かにえちぃ。
美凪母上、なんか色っぽい。
白穂さん、悲劇でなければどんなにいいか。

柳也、しっくりくる。原作でも第三者視点の可能性もあったのではと思う。
神奈様、とにかく可愛い。
裏葉さん、いと萌える。上品な感じの声がすごく良い。

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橘→観鈴→←晴子の場面が一番感動した。

次は劇場版を観ねば。

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