カードの王様 1 (1) ネタなしにつきブックレビュー
2005年10月20日 アニメ・マンガ
ISBN:4592173813 コミック 立野 真琴 白泉社 1999/07 ¥410
買うのにとても恥ずかしいものがありました。
TCGを題材にした少女漫画。
物好きな私は問題なく面白く読んでいますが、基本が少女ものなので男性には明らかに不向きと思われます。
まず絵柄からして。
作中のゲームは、天使・悪魔・神・魔道士・妖精など、西洋の神話に沿ったイメージのものです。
ポーカーを基にして設定されてあるため、分かりやすく洒落た印象を受けます。
絵柄も、シンプルながら綺麗なものが多いのが注目点。
例えばサ(略
かと言って綺麗綺麗してる物だけではないのも良い点かと。
作者さんはそんなに詳しくはないようですが、何となくゲームとしての魅力が感じられ、それが少し意外でした。
ちなみに、ゲームの役にゲーム内の物語の場面が使われたらしきものが多くあるため、TRPGを嗜む人の方が割と親しみやすいと思います。
どちらかと言えば男性に人気が出やすく女性には深く浸透しにくいこの種のゲームを、是非とも広く親しんでもらう意図が一つあるようです。
しかし、「勝負!」的な展開や、主人公の女の子がカードに深い思い入れを持つ部分などが、果たして世の多くの女性に好まれるかと言えば、難しいと思います。
特に後者は見ようによっては大変陳腐に映ってしまいます。
ただ、それは独特さを浮き立たせる長所でもあると思います。
希少な1枚のカードが数万円で取引される場面など、TCGを多少なりとも知る者としては現実味があって良いです。
ルールブックを参考にして役を作るとか、ルールを曲げることについてはカードを優先するとか、「審判、この役ってあり?」「有効だ」みたいなやり取りなんてニヤリとさせられました。
とは言えゲームはTCGを知らない人にも分かりやすい流れで、分かりやすい勝ち負けが書かれます。
よって知る人としては物足りない部分もあるでしょうが、それに拘るのは無粋でしょう。
女性向けに限らず、こういう作品はもっと書かれて欲しいと思います。
色々な要素が合わさって面白いと思えるものなので、自分に合ったものでないことも、ままありますが・・・。
買うのにとても恥ずかしいものがありました。
TCGを題材にした少女漫画。
物好きな私は問題なく面白く読んでいますが、基本が少女ものなので男性には明らかに不向きと思われます。
まず絵柄からして。
作中のゲームは、天使・悪魔・神・魔道士・妖精など、西洋の神話に沿ったイメージのものです。
ポーカーを基にして設定されてあるため、分かりやすく洒落た印象を受けます。
絵柄も、シンプルながら綺麗なものが多いのが注目点。
例えばサ(略
かと言って綺麗綺麗してる物だけではないのも良い点かと。
作者さんはそんなに詳しくはないようですが、何となくゲームとしての魅力が感じられ、それが少し意外でした。
ちなみに、ゲームの役にゲーム内の物語の場面が使われたらしきものが多くあるため、TRPGを嗜む人の方が割と親しみやすいと思います。
どちらかと言えば男性に人気が出やすく女性には深く浸透しにくいこの種のゲームを、是非とも広く親しんでもらう意図が一つあるようです。
しかし、「勝負!」的な展開や、主人公の女の子がカードに深い思い入れを持つ部分などが、果たして世の多くの女性に好まれるかと言えば、難しいと思います。
特に後者は見ようによっては大変陳腐に映ってしまいます。
ただ、それは独特さを浮き立たせる長所でもあると思います。
希少な1枚のカードが数万円で取引される場面など、TCGを多少なりとも知る者としては現実味があって良いです。
ルールブックを参考にして役を作るとか、ルールを曲げることについてはカードを優先するとか、「審判、この役ってあり?」「有効だ」みたいなやり取りなんてニヤリとさせられました。
とは言えゲームはTCGを知らない人にも分かりやすい流れで、分かりやすい勝ち負けが書かれます。
よって知る人としては物足りない部分もあるでしょうが、それに拘るのは無粋でしょう。
女性向けに限らず、こういう作品はもっと書かれて欲しいと思います。
色々な要素が合わさって面白いと思えるものなので、自分に合ったものでないことも、ままありますが・・・。
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