あれ?

って違うだろ。
いけない。何か自意識過剰になってるっぽい。

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_喜びと痛みというか、むしろ痛々しさだけ
読書スタックには罪と罰が乗っています。
解決中。
主題たる流れについては、色々と考えながら読んでいますが、まだ全体の五分の一ほどしか進んでいないため特に書きません。
ソーニャもマルメラードフの話の中にしか登場していませんし。
主要な登場人物の中では彼女は終盤さぞ目立つんでしょう。
親友のラズーミヒンは、どうだろう、ちょっと予想し辛いです。

逆に、(微妙に伏線めいたような、そうでないような描写がされながらも)脇役らしくなりそうなのがナスターシャ。
主人公の下宿で料理も担当する女中。
下宿の主に「下宿人の一人が家賃を滞納しているから飯も寄越さなくていい」と言われれば仕事が減ったと喜ぶ、実にさっぱりした人です。
しかし読んでいると、何だかんだ言って結構世話を焼いてくれる優しい人でもある模様です。
主人公は浮浪者みたいな格好でいて、自分を追い詰めて精神を病み始めていて、愛想のかけらも無い状態なのに。
この時代のこの辺りの国って、こんな普通の優しさを持つ人が居るものなのか、と少し感動しつつも、それで一切を片付けるのも如何なものかと疑問を感じます。

彼女はなおしばらく立ったまま、気の毒そうに彼を見つめていたが、とうとう出て行った。

この辺りなんてもう、おせっかいでm(略)

しばらく話が進んで1枚の挿絵。
寝ている主人公と、明かりを持って立つ女性。
おばさん、だぁれ?
スープ入れるような皿を持って主人公の部屋に来るなんて、まるでナスターシャみたいじゃないですか。
そんな誤解が出たらどうするんですか。
え、この人がナスターシャ?
またまた、人を脅かす冗談を。
違うよ、だって想像してた人には顔の皺なんて無いですよ?
もっと若くて、でも主人公より何歳も年上で切れ長の目で背が高くてスマートで確かに田舎の素朴さが有りながらも色っぽさが(以下略)

初めは私に期待を抱かせ、最後の最後に私を裏切る!
ドストエフスキー! あなたもだ!


・・・いや、まぁ、勝手に抱いたんですが。

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