頭がいい人、悪い人の話し方 感想? +秘密
2005年7月4日 読書
ISBN:4569635458 新書 樋口 裕一 PHP研究所 2004/06 ¥750
平積みにされていたのを買いました。
使う言葉や態度等ではなく、話す内容や考え方についての指南書です。
社会人の方、特にサラリーマン・OLを読者として想定した本のようです。
話し方について様々な悪いタイプの人が挙げられ、項に分けて書かれています。
その上で、その傾向を挙げ、そのタイプの人が周囲にいた場合の対策と、自分がそのタイプだと自覚するためのワンポイントを述べています。
その点から見て割と実用的ではないでしょうか。
考え方を振り返る意味でも為になります。
自分の価値観だけですべてを判断する・低レベルの解釈をする・差別意識を口に出す・視野が狭い・バカでよいと居直る あたりの項が参考になりました。
途中、筆者の性格が現れている部分があり、笑えました。
ある種の人々を軽蔑していることが見えたり、特定の性格の人について「この種の人は利用しやすい」などと書かれてあったり。
後者はおそらく、意図して合理的な考えに比重を置いているからなのでしょうが、はっきりと書かれると、かえって気持ちがいいものです。
正直、予想していたものとは違いました。
が、適当に読んでいるだけでも退屈しのぎになりました。
順を追わずともよく、興味を引かれた項だけを読んでいていい形式は便利で、気楽に触れられて良いと思います。
表の内容を読み取るだけでは「頭のいい人の話し方」部分がありません。
読者が「悪い人の話し方」を反面教師にして考えていく必要があります。
これは題名とは違っており、やや残念です。
誤字と二重表現が少々。
また読み手によっては、直接的な表現に反感を持ちやすいようです。
私は特に何とも思いませんでしたが、言われてみれば確かに全体的に「白を白」「黒は黒」と決め付けるような感じです。
読んで反感を持たれた方は、「一理ある」部分を探してみては如何かと思います。
平積みにされていたのを買いました。
使う言葉や態度等ではなく、話す内容や考え方についての指南書です。
社会人の方、特にサラリーマン・OLを読者として想定した本のようです。
話し方について様々な悪いタイプの人が挙げられ、項に分けて書かれています。
その上で、その傾向を挙げ、そのタイプの人が周囲にいた場合の対策と、自分がそのタイプだと自覚するためのワンポイントを述べています。
その点から見て割と実用的ではないでしょうか。
考え方を振り返る意味でも為になります。
自分の価値観だけですべてを判断する・低レベルの解釈をする・差別意識を口に出す・視野が狭い・バカでよいと居直る あたりの項が参考になりました。
途中、筆者の性格が現れている部分があり、笑えました。
ある種の人々を軽蔑していることが見えたり、特定の性格の人について「この種の人は利用しやすい」などと書かれてあったり。
後者はおそらく、意図して合理的な考えに比重を置いているからなのでしょうが、はっきりと書かれると、かえって気持ちがいいものです。
正直、予想していたものとは違いました。
が、適当に読んでいるだけでも退屈しのぎになりました。
順を追わずともよく、興味を引かれた項だけを読んでいていい形式は便利で、気楽に触れられて良いと思います。
表の内容を読み取るだけでは「頭のいい人の話し方」部分がありません。
読者が「悪い人の話し方」を反面教師にして考えていく必要があります。
これは題名とは違っており、やや残念です。
誤字と二重表現が少々。
また読み手によっては、直接的な表現に反感を持ちやすいようです。
私は特に何とも思いませんでしたが、言われてみれば確かに全体的に「白を白」「黒は黒」と決め付けるような感じです。
読んで反感を持たれた方は、「一理ある」部分を探してみては如何かと思います。
コメント