こりもせず戯言

2005年4月18日
夜、もう少ししたら寝ようという時、同居人が困った様子でPCを弄っていた。
気になって手伝う。
人に迷惑をかけるミスをしたらしく、当人はかなり慌てて混乱しており、まず落ち着いて欲しかった。
性格による所と疲れているせいであり仕方が無かったが、とにかく悲観していた。
しっかりしよう、私なんかに説教されてちゃ駄目だぞ、と思いつつ対処の一例を示すと、それなりに参考になった様で良かった。
頼られることは自分が必要とされることなので悪くないと思う。

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このところ、初心と決めたものが、どんなものだったか、ほとんど分からなくなっているので、先人のことから考えてみた。
伝説によれば、釈迦は悟りを開くときに一人になった。
それまで苦行に苦行を重ねてきたため心身ともにボロボロだったが、体を清め、ささやかながら、苦行の最中から見ればご馳走である食物から栄養を摂り、多少でも気を抜くことで準備を整えた。
あとは今まで学んだことを基にして、ひたすらに瞑想した。
悟りを開かれることを恐れた悪魔は、瞑想の最中に様々な方法で邪魔をした。
物欲から誘惑したり、もっと直接的に騒ぎ立てたり攻撃した。
しかし釈迦はそれらに勝って悟りを開いた。
それは凄い事だと思う。
もし自分なら悪魔の邪魔を振り切るだけでも無理な話だと思う。
むしろ誘惑されてみたいが為に修行する振りまでするかも知れない。
ただ、最近は抵抗するとか避けるとかの対応が頭から抜け落ちてしまっていたかも知れない。
それは一番よくない状況だ。
それでももう少し頑張れば、最低限必要な頑張りには到達できるはず。
とりあえず小さくてもいいから何か結果を出そう。

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