適当な試行

また寝坊。
それも、深夜になっても寝付けなかった事が原因。
そろそろ本気になって睡眠時間を矯正しないといけないと思われる。
銀行が開いている間にお金を下ろさなければ食べることもできないので、仕方なく講義を1回分休んで下ろしに行く。

夕方の5時ごろになり、以前PCで、いい加減に候補カードを書き連ねていただけの土地破壊レシピを、ようやく再び弄り始める。
大会は明日、よくある前日構築になる。
自分で見て無難な形に落ち着いたのは30分前後。
昨日に続け、今日も走り込もうと思っていたが、先ほどまでのやる気は何所へやら。
むしろデッキ作りが面白く思え、今日はこちらを優先しよう、構わないと思うようになる。
《耽溺のタリスマン/Talisman of Indulgence》の名前の読みが気になり、検索する。
前に覚えていた通り、たんでき、で合っていた。
そこで耽溺の言葉の意味が気になり、調べる。
『一つのことに夢中になってほかを顧みないこと。』とある。
ついつい笑ってしまった。
それが今の自分の行動そのものを言い表していたから。
偽りの現実世界を知ったタカヤマリュウジ（小説リングとループ）の気分に酷似していて、あんまり面白いから、やっぱり止めて、走ることにした。

気まぐれで、いつもより少し長めに走ってみた。
最初はきついが、ある程度がんばれば途中からは慣れて楽になる。
後の方になると別の辛さで比べ物にならないぐらい、きつくなる。
長いと唾液がかれて、口の中がすっかり乾燥することも、最近は忘れていた。
人間の体は、こういう感覚を味わえるようにできているから、たまには味わった方が良いような気がした。
帰ってからはまず、水が飲みたかった。
こうまできついと逆に心地いい。
最近は色んな事が、他でもない自分だけのせいで中途半端になってしまっていた。
すっかり堕落しきった状態で、何かを頑張る事をしていなかったから、今日くらいは自分を褒めたい気分。
でも、いくら喉が渇いていても間違ってイソジン水溶液飲もうとするな私。

帰ってみると怪しい荷物が届いている。
ホビージャパンからのもので、ちょっと宛名の字が汚い辺りが微笑ましかった。（皮肉に非ず）
ゲームぎゃざの読者プレゼントとの事で、タオルか何かかと思いきや、中には11月号の世界選手権グッズが。
ああ、こういう限定品って建前じゃなく本当に当たるものなんだ、なんて馬鹿なことは全く思いもせずに有難く頂戴する。
中でもゲーム用のマットは重宝すること間違いなし。

夜に友人に頼んで回してみる。
たまに土地破壊しては《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》等で2倍以上の量のマナ源を出され、何度も《浄火の本殿/Honden of Cleansing Fire》による負けを味わう。
本殿はデッキに一枚なのに、よく引くこと。
飾り気の無い赤黒には辛い。
それ以前に、よく考えたらコンセプトからして相性が悪過ぎる。
でもそんなことは全く関係なく協力に感謝。
お蔭で少しだけ動きが分かる。